リュック・ベッソン脚本&ジェット・リー主演によるアクション。殺人マシンとして育てられた男が、あるピアノ弾きと出会い運命を変えていく姿を超人的格闘シーン満載で描く。
・ Youtube : Unleashed/Danny the Dog (2006) / ダニー・ザ・ドッグ
・ Apple : ダニー・ザ・ドッグ (字幕版) – ルイ・レテリエ
Unleashed/Danny the Dog (2006) / ダニー・ザ・ドッグのあらすじ
首輪を付けられた孤独な殺人マシーンのダニー(ジェット・リー)は、5歳の時に母親から引き離され、悪徳高利貸しのバート(ボブ・ホスキンス)に金儲けの道具として地下で育てられてきた。ダニーの心を唯一動かすものはピアノの旋律の記憶だったが、そんなある時、借金の取り立てのために行った骨董品倉庫で、彼は盲目のピアニスト、サム(モーガン・フリーマン)と出会う。数日後、バートとダニーの乗る車がひどい交通事故に遭い、バートは倒れ、ダニーは命辛々脱出。無意識のうちに再び倉庫にたどり着いたダニーは、サムと再会し、彼の家に迎えられた。サムは、ピアニストを目指す18歳の養子の娘ヴィクトリア(ケリー・コンドン)と2人で暮らしていた。ダニーは彼らの愛に包まれて、幸せな日々を送るようになる。一方、しぶとく生き残っていたバートが、ダニーを捜し回っていた。運悪くバートの手下と行き合ってしまったダニーは、地下牢へと引き戻され、バートにデスマッチの格闘場に出場させられる。しかしダニーは、殺人を頑なに拒むようになっていた。バートはそんな彼を責めるが、だがやがて、昔の写真と、モーツァルトのピアノの旋律によって、ダニーの少年の日の記憶が蘇る。彼の母(ジャクリン・ツェ・ウェイ)を殺したのはバートだったのだ。ダニーは復讐のためバートを追い詰めるが、サムとヴィクトリアの必死の助言により、殺人は思い止まった。そしてヴィクトリアのピアノの発表会の日、彼女が弾くソナタを聴きながら、ダニーは涙を流すのだった。
この記事へのコメントはありません。